ITの歴史とTeamPageの設計思想の講演資料

2015/07/27 · · 投稿者 Takashi Okutsu

50 Years After As We May Think当社CTOのChristopher Nuzumがドイツの Hyperkult 2015 会議 にて講演を行い、その中でTeamPageとジャーナル(TeamPageのデータベース)の設計思想について語りました。

このブログでも過去に紹介したことがありますが、TeamPageは、ダグラス=エンゲルバート氏のNLSテッド=ネルソン氏のXanaduから大きな影響を受けた、ハイパーテキストのシステムです。

Christopherは、1980年代から脈々と続く歴史を振り返りつつ、現在のTeamPageの土台としてハイパーリンクがどのように生かされているかを紹介しました。

メールによる報連相をもっと美味しくする方法

2015/07/04 · · 投稿者 Takashi Okutsu

画像昨日投稿したブログ記事「メールと仲良く!社内外ソーシャルで情報共有」が、翻訳・要約されて米国サイトに掲載されました。

Eat your spinach: Email is good for you, but it could taste a lot better

日本語のホウレンソウ(報連相)がそのまま「spinach」(英語の「ほうれん草」)と訳されていますが、「spinach」には「あまり美味しくはないが、健康に良いという理由から多くの人が食べる」という意味があります。日本語のブログ記事では「メールでは情報共有しにくいけれど、みんなが使っている必須の業務連絡ツールだから、今後も使い続けるしかないよね」という内容をことを書きましたが、「ホウレンソウ」の直訳「spinach」がちょうど良い意訳になりました。

今回の当ブログ記事は、その英訳ブログ記事を再び日本語に翻訳した、逆輸入の意訳バージョンです。

メールと仲良く!社内外ソーシャルで情報共有

2015/07/03 · · 投稿者 Takashi Okutsu

画像皆さんは仕事でメールを使っていますか?多くの方が「はい」と答えると思います。いわゆる社内ソーシャルが注目を浴びて久しいですが、まだ多くの企業で多くの業務連絡がメールで行われています。

「メールでは情報共有に限界があります。社内SNSを導入してメールの不満を解消しましょう。」

…そんな宣伝文句を見聞きすることも多いですが、「社内SNSは定着しにくい」「やっぱりメールはやめられない」という話もしばしば耳にします。

そこで今日は、メールによる業務スタイルをそのまま残しつつ、それをバックアップする形でTeamPageを導入し、社内の情報共有をする方法をご紹介します。

社内外コラボレーションの壁と透明性

2015/06/18 · · 投稿者 Takashi Okutsu

フェンスソーシャルメディアが広く使われるようになり、こうしたツールを社外の顧客や取引先とのコラボレーションに活用しようという話はよく耳にします。しかし、いざ導入しようとすると、共有範囲を区分する壁の設計が問題になります。壁で隔てれば隔てるほど、社内での情報共有が進まず、情報がサイロ化してしまいます。しかし、壁を取り払ってしまうと、秘密やプライバシーの確保が難しくなります。

あなたが管理者ならば、しっかりとした壁をたくさん作って管理したいと思うかもしれません。同時にユーザーにとって使いやすくするにはどうすればいいでしょう。その答えは「壁の透明性」にあります。

ダグラス・エンゲルバート氏とトラクション・ソフトウェア社の歴史

2015/05/19 · · 投稿者 Takashi Okutsu

AugumentTeamPageは、「ジャーナル」と呼ばれるデータベースを採用しています。このデータベースの源は、1960 年代にダグラス=エンゲルバート氏 (Doug Engelbart) が発明した、世界初のハイパーテキスト・システムである NLS (oN-Line System) にあります。TeamPageの時系列データベース構造、記事+段落IDによるアドレス指定、その他の多くの設計思想は、ダグラス氏の業績からヒントを得たものです。

品質管理の仕事を楽にして、ISO監査でOKをもらう方法

2015/01/29 · · 投稿者 Takashi Okutsu

ISO監査員を喜ばせて、なおかつ仕事を楽にする方法TeamPageは、品質管理業務によく使われています。顧客からのクレームや現場からの不具合など、品質に関係する報告を登録するだけでなく、「その後、誰がどんな対応をしたのか」の経緯や「他のどんな問題と関係があるのか」といった関係性も残して共有できるので、品質管理業務にはもってこいなのです。

品質管理にはISO 9001という規格がありますが、今回はこのISO監査についてのTeamPage使用事例を紹介します。

Hello! Greetings from Takashi Okutsu

2014/12/19 · · 投稿者 Takashi Okutsu

画像皆様、こんにちは。私は、奥津岳と申します。横浜にある Traction Software の日本支店(トラクション・ソフトウェア・インク)の代表を務めています。

TeamPage には 2007 年から長く関わっています。前職では、株式会社アプライドナレッジにて技術サポート スタッフとして、TeamPage を通じて多くのお客様の業務改善のお手伝いをさせていただき、たくさんの経験を積むことができました。今年からはトラクション・ソフトウェア・インク代表として、お客様へのサポート、製品の紹介、経験に基づいたコンサルティングなどご提供しております。

若さの特徴

2012/04/14 · · 投稿者 Masayuki Kojima

「若さ」とは、一言でいえば過去を持たないことだ。

能ある鷹は、

2012/04/12 · · 投稿者 Masayuki Kojima
HONDAの本田宗一郎さんは、能ある鷹は爪を磨け、と言ったそうです。 日本人にとってその謙虚である戒めとして、能ある鷹は爪を隠せと言われて来ました。 磨かれた爪が前提です。まずは、爪を磨かないとね。

社員の協働をアシストするツール

2011/10/03 · · 投稿者 Masayuki Kojima

お読みになった方もいらっしゃるとは思いますが、ピーター・センゲ著の「学習する組織」にすばらしいフレーズを発見しました。
P388からP389にかけて、知識管理とツールの必要性を説いているくだりです。

時代は変わった 情報戦略の新しいあり方

2011/06/05 · · 投稿者 Masayuki Kojima

必要な情報を、
必要な人に、
必要な時に、
必要なところで、
必要なフォーマットで

組織の発展に遅れないようにITを見直そう

2011/05/29 · · 投稿者 Masayuki Kojima

組織は歴史的に見ると、次の4つの形態をとるようだ。

(1)中央集権、階層構造型組織
いまでも、多くの組織がこの形態をとっている。
この組織形態には欠点がある。
なんだろうか?考えると見えてくるものがある

(2)分権型組織
それぞれの現場に要求の応じての対応の権限を付与している組織
少なくともここまで、来ないと迅速な顧客対応、働くものの生きがい、といったあたりが補えない
この組織形態には欠点がある。
なんだろうか?考えると見えてくるものがある

(3)ネットワーク型組織
分権単位の隙間に落ちてしまう問題を拾い上げるためには、分権間の結びつきを強くする必要がある。
連携を主眼とした組織形態。
この組織形態には欠点がある。
なんだろうか?考えると見えてくるものがある

(4)エコシステム型組織
組織全体が未来に向かい現在を感じるように有機的に結びつく組織
物理的な組織を超えた一体としての組織がイノベーション(過去からの線上にない何か)を起こす
Learn-Unlearn-ReLearnのサイクルをまわすことのできる組織

(1)と(2)は、メールとグループウェアで足りる。情報は上から、下から伝達すればことがたりる。リソースの衝突をなくす管理目線、自立的自己管理目線。

チームワークは当たり前 日常的CFT

2011/05/28 · · 投稿者 Masayuki Kojima

チームワークを良くしよう!と考えるのは、チーム構成員として当たり前のこと。みんながここを考えている。チームの総合力を発揮しよう、恊働作業で生産性を上げよう、と。

コミュニケーションのレベル

2011/05/27 · · 投稿者 Masayuki Kojima

チームワークはコミュニケーションにより進行する。報告連絡相談と捕らえることができる。

このコミュニケーションベースのチームワークについては耳の痛い話ではあるが、次の4つのレベルがあるようだ。

レベル1 形式的、うわべ的
まさに、差障りの無いことだけを話ひ、うわべ上はニコニコしている状態
自分からは本質的なことは何も言わない、殻に閉じこもっている

レベル2 討論
自己主張をして他人の言うことを聞く意味持たない状態、論駁を目的として聞き、聞きながらも反論を考えている
いわゆるディベート

レベル3 対話
少し落ち着いて、相手を理解しようと勤めている会話。相手の立場になって物事を考える時間帯がる。
いわゆるダイアログ

レベル4 気づき
こうして一緒に対話していることが、思いが現状を作ってきたこと、これからを作ることに気がつき、協働で何かをするために話し合おう
いわゆる供創

しかし、レベル3とレベル4の間に乗り越えなくてはならない恐怖がある
■今までの経験、判断を捨てなくてはならない 今まで何をしてきたのだろう
■あきらめていた自分を古い起さ無くてはならない 本当にできるのかな
■慣れ親しんだ世界を捨てなくてはならない やれやれ

さて、あなたのチームのコミュニケーションレベルはどこにあるのかな?

以上はU理論を私なりに解釈してのことです。

構造化されたデータと構造化されていないコンテンツを結びつけるもの

2011/03/05 · · 投稿者 Masayuki Kojima

社内外にいろいろな形(データベース、スプレッドシート、文書、PDFS、SharePoint、電子メール、ブログ、Wikiなどなど)で散在する情報やノウハウを集約して知識、インテリジェンスとして掌握することが企業成功の鍵であることは長く言われているが、解決できていない問題と言える。
この長く未解決な問題を解決するには、検索エンジン、ビジネスインテリジェンスツール(BIツール)、プロセスオートメーションなどの考えを統合する必要がある。言い直せば、単に検索エンジンをいれれば、単にBIツールをいれれば解決できる問題ではない。これらを統合する必要がある。

顧客データベースと販売データベースから、A社への売り上げとA社の基本情報を関連づけて知ることはできる。データベースとSQLの問題だ。売り上げと地域、季節などの関係を知ることができる。BIツールの得意とするところだ。
SharePointに入っている営業の日報からA社への営業活動を知ることはできる。検索エンジンの問題だ。

ところがどうだろう、その営業活動と売り上げの関係をつかむことができるのか?どの営業がどの売り上げの要因になったのか?
営業部長が、社長が日報とデータを見比べて考え込む姿が目に浮かぶ。

そこにあるものはテキストで書かれた構造化されていないコンテンツとデータベースに入って脈絡を捨て去られた(構造化された)データの間の壁だ。
構造化データと非構造化コンテンツを結びつけるものはないのか?

つづく

iPadでハッピーに仕事中

2011/03/02 · · 投稿者 Masayuki Kojima

だいぶ以前に買ってちょぼちょぼと使ってきたiPadですが、このところ惚れ直しました。

情報が人を探す?

2011/03/01 · · 投稿者 Masayuki Kojima

検索エンジンと言えば、人が情報を探すためのツールですね。皆さんの頭の中では、そして実体験として。

二つのサイロの取り崩しに向けて

2011/02/25 · · 投稿者 Masayuki Kojima

企業内には二種類のサイロがある。

芸人気質

2011/02/08 · · 投稿者 Masayuki Kojima

昨今はいうまでもなく「お笑い芸人」の時代。彼らは、いつも自分の芸の良し悪し(受け?)を観客の反応から読み取りフィードバックをしているのでしょう。明日の芸を研くために。

状況交換の場

2011/02/07 · · 投稿者 Masayuki Kojima

どうも情報共有の場というより情報交換の場、いやむしろ状況交換の場、と言った方が適しているかな。TeamPageは。

点と線、そして面へ

2011/02/06 · · 投稿者 Masayuki Kojima

点在する現在と過去の情報/知識を線で結び付けて、これからの(未来の)行動の判断根拠たるインテリジェンスにする、それが当社アプライドナレッジのまさに文字どおりの存在理由でありたい。

鶏と卵

2011/02/05 · · 投稿者 Masayuki Kojima

成功したら幸せになれる、ではなく、幸せな気分でいれば成功する。

成長する、知育徳育体育に代わるもの

2011/02/04 · · 投稿者 Masayuki Kojima

人が成長するには教育が必要とされてきました。きちんと体系づけられた学校教育が。そしてその学校教育の中では、知育、徳育、体育という3つの育が必要といわれてきました。少なくとも私が学校教育を受けた昭和の時代には。

社外との共同・協働スペース

2011/02/02 · · 投稿者 Masayuki Kojima

イベントの運営で一時的に他社と協働しなくてはならな、web上でやり取りできる、記録の残るワーキングスペースはないものだろうか?産学協同研究で一年限定で機密性の高い、研究経過を共有する機能的スペースはないだろうか。
ライター、クリエータとのデータの受け渡し+対話スペースはないだろうか。メールじゃ、何がなんだかわからなくなるし。

え、どこにあるの?

2011/02/01 · · 投稿者 Masayuki Kojima

あれはあそこに、これはここにと自分なりのルールでしまう。しばらくたつと忘れて、え、どこにしまったけ?

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