TeamPage 6.0.12 | アカウントとパスワードの安全性向上

今回リリースされた TeamPage 6.0.12 には、パスワードのセキュリティ要求、パスワード履歴、ログイン失敗が連続した場合に一定の時間ログインを受け付けなくする設定など、セキュリティ関連の新機能といくつかのバグ修正が含まれます。

最新のインストーラーは、TeamPage のサポートサイトからダウンロードできます。

新機能

アカウント管理とセキュリティ設定

ユーザーのログイン用パスワードに必要な最小文字数や文字の種類、および以前のパスワードの再利用の許可/不許可を設定できるようになりました。

メモ: TeamPage をバージョン 6.0.12 以降にアップデートした後に初めて設定するパスワードから履歴への記録が始まります。それ以前のパスワードは履歴には残りません。

サーバー管理者は、新しいユーザー アカウントまたは既存のユーザー アカウント用に TeamPage が生成するパスワードの有効/無効ルールを設定できます。

また、認証失敗が連続した場合の設定もできるようになりました。

最後に、一定の時間以上使われていないアカウントを自動的に非アクティブ化する設定もできるようになりました。

メモ: アカウントのアクティブ時間は、TeamPage をバージョン 6.0.12 以降にアップデートした後に初めて起動したときを開始日時とします。

バグ修正とその他の変更

• TeamPage 6.0.11 をクリーン インストールして作成した環境で新しいジャーナルを作成し、初めて TeamPage を再起動しようとしたときに、ある条件において TeamPage がシャットダウンされないバグを修正しました。

• 自分のプロフィール > 通知 のページから他のユーザーの通知ページヘ移動したとき、画面上部のユーザー情報は移動先のユーザーのものに切り替わるものの、ページ下部の通知一覧は自分の通知が表示されたままになるバグを修正しました。

• ユーザーがコメントの並び順設定で「新しい順」を選択していた場合に、ビューのコメントが表示されないバグを修正しました。

• プロフィール記事の [編集] リンク(ボタン)を廃止しました。ユーザーのプロフィールは、記事の編集ではなく、プロフィール ページ > プロフィール編集 を使用してください。

• [すべてのユーザーにパスワードの変更を要求する] ボタンを、サーバーセットアップ > ユーザー > パスワード に移動しました。また、ボタンをクリックした時にサーバーセットアップ > ユーザー のページがリロードされる影響で表示されるエラーを防ぐため、ボタンをクリックしたときの動作を変更しました。(ボタンをクリックしたユーザーは、リンク をクリックして別のページヘ移動しようとすると、または次回 TeamPage へアクセスした時に、パスワードの変更を要求されます)

• 記事エクスポートのテンプレートに保存されるカスタム タイトルが、エクスポート設定のダイアログにテンプレートが読み込まれると同時に、通常は既定のタイトル設定となるべきもので上書きされてしまうバグを修正しました。

• 記事エクスポートの設定ダイアログの「目次」の設定で変更したタイトルが正しく反映されず、常に「目次」というテキストになってしまっていたバグを修正しました。

• 「認証の試行 (authentication attempt)」の定義を、文字通り「試行 (attempt)」のことを意味するように狭めました。例えば、ユーザーアカウントの認証情報をテストするようなことを「認証の試行」とします。ユー ザーの認証履歴をチェックする管理者や、認証の「試行」の失敗許可回数を設定したい管理者は、この変更にご注意ください。

• 「-e:」という予約接頭語で始まるタグ名に関する問題を修正しました。これに関連した、セクション設定の「タイプ」選択で「タグ」を選択したときにタグ選択ダイアログが正しく動作しない問題が修正されました。

開発者向けの変更

• SDL の <foreach> タグに escaped=true/falese 属性を追加し、separator= 属性を拡張し、listvariable= 属性で文字列(例えばコンマ記号で区切られたリスト)を保存している変数を扱えるように拡張しました。

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