TeamPage 4.0 | ハイパーテキストを活かしたビジネス向けプラットフォーム
TeamPage 4.
コラボレーションの大きな問題点のひとつは、技術的または文化的な「壁」が存在することです。明確な理由も無く、あるいは間違った理由によって情報の隔絶=サイロができていることです。
例えば、製品開発チームは、顧客や原材料供給企業、販売代理店などと市場の状況や新製品のリリースなどについて協働したいと考えるでしょう。しかし、社内の関係者向けの資料(例えば、予算、人材育成方針、競合他社の情報など)に外部の人がアクセスされては困ります。そこには個人的な情報が含まれているかもしれません。内と外とを分け、目的に合わせて別々のシステムを組み合わせることもできますが、それではそれぞれがサイロ化してしまい、ユーザーにとって使いにくく、使いたくもないものになってしまいます。
TeamPageでは、「TeamPage」という建物の中に、目的に合わせた「部屋」(スペース)を作り、それぞれの部屋ごとに、部屋の中を見たり部屋の中に新しい情報を残したりできる人を指定できます。外部の取引先A社には「A社」という部屋だけを開放し、社内のスタッフは「A社」「B社」「C社」等すべての取引先用の部屋へアクセスし、自社と取引先との関係や動向の全体像をいつでも見渡せるようにできるのです。
一つの「TeamPage」という建物の中の、いくつもの「部屋」をシームレスに結びつけ、Enterprise 2.
ビジネス目的に合わせて TeamPage上に「部屋」を作成し、グループやユーザーに適切なアクセス権限を与えます。このときに LDAP や ActiveDirectory を使うこともできます。部屋の作り方はさまざまです。製品ごと、取引先ごと、顧客ごと、社内の部署ごと、営業所ごと…などなど、お客様のニーズに合わせて作成・設定できます。
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TeamPage 4.0 の諸機能
プロフィール ページ: 一緒に働くあの人はどんな人?知りたいですよね。プロフィール ページ がこの要求に応え、あなたをビジネス コラボーションというソーシャル ネットワーキングの世界に誘います。それぞれのプロフィール ページには、連絡先や自己紹介の記載にプラスして、そのユーザーの投稿やコメント履歴などが表示されます。(プロフィールページを表示したユーザーが読めない部屋の情報は表示されません)
モデレーション: TeamPage のモデレーション モデルでは、まったく自由なコラボレーションをすることも、新しい記事、コメント、ドラフト編集を認証で制御することも可能です。ある「部屋」で モデレーションを有効にすると、その「部屋」内で作業中のドラフトと公開された記事やコメントを区別できるようになります。
部屋ごとに、ドラフトを投稿すること、読むこと、編集すること、却下すること、あるいは公開することが「できる」あるいは「できない」を設定できます。
- 広範囲にドラフト・パブリッシュ権限を認めることで、コンセンサスが得られるまでは、安定した内容をキープしながら Wiki スタイルのコラボレーションを行えます。
- 反対に公開権限のあるユーザーを限定する場合は、オープンなコラボレーションを行いながらも重要なものだけを「承認済み公式バージョン」として公開する運用ができます。
モデレーションの履歴を確認したり 作業や操作の追跡調査 したりできる権限も、「部屋」ごとに管理できます。
記事の名前: TeamPage の名前管理、モデレーションモデルを組み合わせた、ユニークな「名前の履歴管理」機能により、誰でも簡単に「ページ名のリンク」を使用できます。
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ページ名を変えたとき、そのページ名へのリンクが自動的に変更され、リンク切れが発生することはありません。ページ名の変更履歴の保存機能は業界初で、Wiki の名前変更の経緯を追跡なものにします。
その他: メール通知機能により新規投稿、編集の行われたことなどをメンバーに通知できます。なお、どのような操作が行われたときに通知するかは、管理者やユーザーが必要に応じて変更できます。
記事のテンプレート 機能により、予め用意したフォームを使って投稿ができます。
そのほか、自分でユーザー登録する機能、LDAP 、ActiveDirectory との連携(ユーザー名のフィルタリングや並び替えなど)など、ユーザーにとって、そして管理者にとって、魅力的な機能が満載です。