最新版 TeamPage 5.2.57 のご紹介

最新版 TeamPage 5.2.57 での新機能や変更点をご紹介します。

  • NEW! 予定登録(スケジュールやイベントの登録)機能
  • Active Directory との連携機能の改善
  • 印刷プレビュー画面の改善
  • Proteus スキンのデザインやレイアウトの改善
  • バグ修正

新しい機能や改善

予定機能(スケジュール機能)

このバージョンから予定(スケジュール、イベント)を登録できるようになりました。登録された予定は、カレンダー画面に表示されるだけでなく iCal フィードとしても出力できるので、タスク、マイルストーン、プロジェクトと一緒に、Outlook などの iCal 対応のアプリケーションで管理できます。

新しい予定の登録

• カレンダー画面では、予定だけでなく、タスク、マイルストーン、プロジェクトもドラッグ&ドロップで期日を変更できるようになりました。

カレンダーでのドラッグ&ドロップ

• また、クリックして表示される [詳細] 画面の [コピー] で予定をコピーできます。定期的に繰り返される同じような内容の予定を簡単に複数作成できます。

• 予定の内容は、Proteus スキンの先行入力検索に反映されます。まだ行われていない予定(未来の予定)のうち、自分が招待されているものが優先的に表示され、ユーザーにとって重要度の高い予定を探し出しやすくなっています。

• 予定は、コメントやタスクと同じように記事や段落に関連付けて登録できます。登録の仕方も簡単です。記事や段落を囲む灰色の枠の [予定] をクリックするだけです。登録された予定は、コメントやタスクと同じように、段落の行間に表示されます。これにより、例えば議事録の記事に次回の会議予定を登録し、会議と会議とを関連付け、いつでも過去の議事録へと辿ることができます。

段落へのイベント登録

• TeamPage の他の記事と同様に、予定にもコメントしたりファイルを添付したりできるので、例えば会議のアジェンダの PDF ファイルを添付したり、会議終了後に議事録をコメントとして投稿することも可能です。

• Proteus スキンの [アクティビティ] タブの「フィード」と同様に、表示内容を選択するサイドバーの「フィルター」の項目として "予定" が追加されました。チェックボックスのオン/オフ切り替えで予定を表示する/しないを選択できます。

• ダイジェストには、自分が招待された向こう7日間の予定が含まれます。また、招待された予定が作成されたり編集されたりすると、メールで通知されます。

Active Directory 連携の改善

TeamPage と Active Directory が連携している環境では、TeamPage サーバーは Active Directory サーバーと LDAP プロトコルを使用して通信し、Active Directory サーバーから得たセキュリティ プリンシパル情報をキャッシュして一定時間保持します。キャッシュされた情報は、TeamPage の管理者がサーバーやスペースのアクセス コントロール リスト (ACL) を設定するときに参照され、使用されます。しかし、TeamPage は必ずしも常にキャッシュされた情報を使うわけではなく、同じ内容を Active Directory サーバーに何度も問い合わせ、そのたびに同じ内容の情報をキャッシュし、余計なメモリを消費するという「無駄」が発生していました。

そこでこのバージョンでは、この問題に対処するために Active Directory サーバーから得たセキュリティ プリンシパル情報のキャッシュ設計を変更しました。多くの環境で、Active Directory サーバーへの問い合わせが減少し、それに伴ってメモリの消費量も削減されるでしょう。

サーバー管理者は、TeamPage と Active Directory サーバー間の接続状況の監視は必要です。Active Directory データベースの状況や設定に応じて、TeamPage のユーザー ディレクトリーの次の設定を変更・調整できます。

  • グループ メンバー検索方法の選択 ... ユーザーがグループ メンバーであるかどうかを判断する方法を、「memberOf」属性による「直接検索」と「members」属性による「間接検索」のどちらかを選択できます。
  • キャッシュの更新間隔... キャッシュ情報をどのくらいの期間保持するかを設定できます。
  • LDAP 検索ポイント ... Active Directory データベースでプリンシパル情報の検索を開始する位置を設定できます。検索対象とする組織(グループなど)を限定することで、クエリ対象を狭めて動作を軽くできます。

印刷プレビュー、RSS や Atom の配信、記事の出力、メールで転送、HTML 通知メールのデザインやレイアウトの変更

• これらの画面や出力内容に、締切日や担当者などの拡張記事情報、関連付けられたプロジェクトやマイルストーンなどを表示・含めるようにしました。

• 段落タスクや段落予定(段落スケジュール)は、段落コメントと同じようにインラインで表示されます。印刷プレビューとメールで転送する画面では、段落コメントと同じ方法で段落タスク、段落予定を除外できます。また、メールで転送する画面の「コメントを含める」チェックボックスを「コメント、タスク、予定を含める」に変更しました。

• 記事やコメントの詳細情報のレイアウトやスタイルを、Proteus スキンでのレイアウトやスタイルに合わせて、コンテンツの要素がすべての画面で同じ順番に表示されるので、違和感がなく使えるようにしました。

• 印刷プレビュー画面では、これらの詳細情報を印刷する/しないの選択が可能です。

• 記事をメールで転送すると、その記事のコメントもメールで転送されてリレーションシップが作成されるのと同じように、記事に登録されたタスクや予定をメールで転送する内容に含めることができます。転送されたタスクや予定は、元の記事と自動的に関連付けられます(メールで転送する内容に含めるかどうかは、メール転送時に選択できます)。

• 印刷プレビュー画面の詳細設定の印刷項目に拡張記事情報を追加し、記事ごとに印刷する/しないを選択できるようにしました。

その他の機能や変更

• TeamPage のシステム動作に使用される特別なビルドイン アカウントである <super> を追加しました。このバージョンからは、この <super> ユーザーが、タスク リスナー ユーザーや利用状況を記録するユーザーの役割を担います。今後、サーバー管理者は、これらの設定をする必要はありません。この ユーザーは、イベント リスナーとデーモンだけで使用されるように設計されています。通常の管理者アカウントとは異なり、このアカウントを使用して TeamPage にログインはできません。このアカウントの存在がセキュリティ ホールにはなりませんので、ご安心ください。

• 新しい JMX ベースのモニター用画面で TeamPage サーバーの稼働状況を調べられるようになりました。この画面にはサーバー管理者だけがアクセスできます。アクセスするには、検索ボックスに /jmxviewer を入力して Enter キーを押してください。

• カレンダー画面で、タスク、マイルストーン、プロジェクトをドラッグ&ドロップし、締切日や終了日を簡単に変更できるようになりました。

• 記事セクションを含む記事を正しく印刷プレビューできるようになりました。

• メール投稿の動作を変更し、タグの変更通知への返信は、タグ変更の記録記事ではなく元記事(タグが変更された記事そのもの)への返信(コメント)として投稿されるようにしました。また、タグ変更の記録記事をターゲットとして(メールのタイトルで @記事ID を指定したり、拡張メールアドレスを使ったりして)投稿されるメールも、元記事への返信として投稿されます。

• ユーザーが他人のパーソナルセットアップへアクセスしようとしたとき、これまでは空白のページを表示していましたが、このバージョンからログイン画面を表示して認証を求めるように変更しました。

• iOS6 の Safari に加えられた変更に対応し、iPhone や iPad などで期限切れページが表示される問題を修正しました。

• 特定の階層以下のコメントを省略表示する機能を廃止しました。これに伴い、パーソナルセットアップ | ユーザー設定 | コメント の「コメントの階層の深さ」 の設定を削除しました。

• プロジェクトやマイルストーンのサブタブ中でも、表示された投稿をコレクタに追加できるようにしました。例えば、プロジェクトのダッシュボードを表示し、表示されているタスクをコレクタに登録できます。

• ESC キーを押すことで Proteus スキンの様々なダイアログボックスを閉じられるようになりました。

• Google Map ウィジェットの API をバージョン 3 にアップデートし、API キーの取得ページヘのリンク URL を変更しました。

• Proteus スキンのカスタマイズ設定のフォント選択に Tahoma フォントを追加しました。

• イベントリスナーを実行するバックグラウンド タスクは、タスクが待機状態から実行可能な状態になるまでの間の様々なキャッシュから削除されるオブジェクトへの参照を保持しないようにしました。

• Proteus スキンの様々なボタンやダイアログのデザインを改善しました。

• タスクに「通知」欄を追加しました。この「通知」欄で指定されたユーザーは、タスクの担当者ではなくても、タスクの作成時、更新時にメールで通知されます。例えば、タスクを担当する人の上司を「通知」で指定しておくことで、そのタスクの進捗が常に上司にメール報告されるようにできます。

• リッチテキストエディタ (TinyMCE) の iOS 上での動作が不安定なため、iPhone や iPad でのリッチテキストエディタを無効にしました。

• フロントページとニュースページのダッシュボードの既定のセクション設定をより便利に使用できるように改善しました。また、Proteus スキンの既定のタブからダッシュボードを削除しました。

• セクションへの追加投稿のためのボタンをかわりやすくするために、「+」アイコンを [追加] ボタンに変更しました。

• タスクやマイルストーンやプロジェクトが一覧表示されるページに、[新しい タスク / マイルストーン / プロジェクトの作成] ボタンを追加しました。

バグ修正

• ビジターにログインを要求する設定になっている場合、ユーザーの自己登録機能が正しく動作しない問題を修正しました。

• ユーザーの自己登録機能に関連して、新しいプロフィールを登録したり、既存のプロフィールを編集したりするときに発生していたいくつかの問題を修正しました。

• サーバー セットアップアシスタントのプロフィール記事の投稿先スペース名が表示されないバグを修正しました。

• 画像の URL にある文字が含まれる時に正常に PDF エクスポートができない問題を修正しました。

• 「タグの付け替え」権限がないユーザーが記事を表示した時、サイドバーの「タグ」エリアに [編集] ボタンを表示しないようにしました。

• ライセンスの期限が切れた時などに、ログや起動時のコンソールに Java のエラーとして表示されていたものを、このバージョンからわかりやすいエラーメッセージとして表示するように変更しました。

• コメント関係がループしているスレッドで記事を投稿したり編集したりしたときに表示される確認画面に「StackOverflowException」エラーが表示される問題を修正しました。

• Mexico や Ocean などの古いスキンの、記事の名前の履歴や記事の名前の ID の履歴を表示する画面で、特定の条件でエラーが発生する問題を修正しました。

• 記事の投稿、編集、メールでの転送、メールでの返信画面、段落コメントを投稿するとき、まれに「サーバーに接続できません」というエラーが表示される問題を修正しました。

• TeamPage に招待されたユーザーが、TeamPage にアクセスして自分のプロフィール画像をアップロードした後、その画像が表示されないバグを修正しました。

• 記事コンテンツを編集するフィールドのないフォームで記事が編集され、コンテンツのエンティティ エンコーディングが重複している場合、記事コンテンツ中にそのエンコーディングが表示されてしまう問題を修正しました。

• ジャーナルの WebDAV 形式への移行プログラムに関するバグを修正しました。

• UserDirectoryAdminPage にアクセスしたときに NullPointerException がログやコンソールに表示される、ごく小さな問題を修正しました。

• Proteus スキンでのサポートリクエスト機能に関するいくつかの問題を修正しました。

• リッチテキストエディタの [リンクの挿入/編集] でセクションへのリンクを作成するときにエラーが表示されるバグを修正しました。

• CAPTCHA を無効にしたユーザー自己登録画面でエラーが発生するバグを修正しました。

• 記事の投稿、編集、コメントの投稿、メールでの転送、メールでの返信画面で、[送信] ボタンを 2 回クリックしないと投稿されないバグを修正しました。

• パーソナルセットアップへのリンクをクリックした時に、正しいタブが表示されないという小さなバグを修正しました。

• ユーザーのプロフィールページの [下書き] タブで、下書き中のマイルストーンやプロジェクトを示すテキストが重なって表示されてしまうという、レイアウト上の問題を修正しました。

• ある特定の条件で、記事へのコメントが無いにもかかわらず、「コメント」という見出しが表示される問題を修正しました。

• 招待機能を使うとき、ユーザー名やメールアドレスを入力して招待する人を選択しますが、選択をマウスのクリックではなくキー入力で行うと、選択したはずのユーザー名やメールアドレスがそのまま画面に表示されたまま残ってしまう問題を修正しました。

• Proteus スキンの先行入力検索で、ひとつの検索ソースで発生したエラーがすべての検索結果を非表示にしてしまうことがないようにしました。

• 利用状況集計レポート (Metrics) の SQL 文にあったタイポを修正しました。これによって引き起こされた問題は報告されていませんでしたが、このタイポによってデータベースのスキーマが新しいバージョンにアップデートされない可能性がありました。

• 利用状況集計レポートのプラグインが無効になっている場合は、Proteus スキンのサイドバーにある、アクセスカウンターや閲覧履歴(足あと)を表示しないように変更しました。以前までのバージョンでは、アクセス回数として「#$hits$」という文字列が表示される問題が発生していました。

• ASCII 文字以外の、ある特定の文字を名前に含むスペースで、記事を投稿したり編集したりするときに、リンクや画像が正しく動作しない問題を修正しました。

• サーバー管理者がユーザーの名前(ユーザーiD)を変更したとき、TeamPage のキャッシュをクリアするまで、変更後の新しい名前がグループエディタやアクセスコントロールリストの画面に反映されないという、5.2.51 で発生したレグレッション問題を修正しました。

• メール投稿、またはメール転送ではない記事に対してメールで返信すると、その記事 ID に対するメッセージ ID が返信として処理されなかった問題を修正しました。

• パーソナルセットアップの タグアクションのカスタマイズ で行われた変更が、正しく保存されるが、変更後の内容が画面に反映されないバグを修正しました。

• Attivio である特定の検索を実行したとき、検索の日付範囲が実際の日付と異なってマッピングされる場合に、Exception2RuntimeException や NullPointerException エラーが発生する問題を修正しました。

• 招待機能を使って招待したい人の名前やメールアドレスを入力後、マウスカーソルで別のフィールドへフォーカスを移したとき、フォーカスの移動が正しく動作するようにしました。

• Internet Explorer でのタグの表示が正しくレイアウトされるように、「clearfix」レイアウト調整を追加しました。

• 一般ユーザーが記事セクションの「種類」でコレクタを選択しても中身が空になってしまう問題を修正しました。

• ある特定の条件で標準検索を実行したとき、検索結果画面から一枚記事の画面に遷移しても、URL に検索フィルターのパラメーターが含まれたままになってしまうバグを修正しました。。

• プロフィールページの [タスク] タブで、画面を下方へスクロールして次の記事を表示するときに、誤った検索フィルターが適用されてしまうバグを修正しました。

• ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードするとき、[X] アイコンをクリックしてキャンセルしても、オーバーレイ表示された進捗表示が消えないバグを修正しました。

• サーバーセットアップの、アップロードするファイルの上限サイズ の設定が正しく動作しなくなっていた問題を修正しました。

• Proteus スキンのサイドバーの「タグ」で、新しいタグ名を入力して新しいタグを作成するとき、タグの名前として使用できない文字を入力すると、「保存中...」のメッセージが表示された状態で停止してしまう問題を修正しました。修正後は、エラーメッセージが表示され、ユーザーはタグの名前を変更するなど編集して保存できるようになりました。

• 閲覧権限と履歴の閲覧権限があり、なおかつ編集権限がないユーザーが記事の編集履歴を見ると、過去のバージョンの編集者がビジターとして表示されるバグを修正しました。

• プレーンテキストモードが選択されている場合に、ドラッグ&ドロップによるアップロードのオーバーレイ表示が終了しないバグを修正しました。

• 印刷プレビュー画面で、段落間に意図しない空白が生じてしまう問題や、テーブルの罫線、黒丸リスト周囲の余白など、いくつかのスタイルやレイアウトの問題を修正しました。

• ソーシャル エンタープライズ Web (SEW) の Internet Explorer 用ブックマークレットのインストール画面の幅が広がって表示されるレイアウト問題を修正しました。

• ユーザーの タイムゾーンの設定 で不正なタイムゾーンが選択肢として表示されてしまう問題を修正しました。

• 様々な設定エディタの Java クラス (Traction SDK の com.traction.sdk.settings.SettingEditor) のロジックに変更を加え、設定できる値がない場合に操作できないようにし、設定できる値がないときに表示されていたエラーが、本当にエラーが発生したときのみ表示されるようにしました。

• Attivio 検索に関連した SDL タグやその他のコードへの参照を、TeamPage のメイン SDL コードベースから削除しました。Attivio 検索用のプラグインがインストールされていない環境で、ある特定の条件において問題が生じることがありました。

• Internet Explorer で、タスクの作成/編集画面のキャンセルボタンをクリックしたとき、スクリプトエラーのダイアログが表示されることがあるバグを修正しました。

• ユーザーディレクトリの設定を変更するとき、すべてのユーザーの既存のセキュリティプリンシパルが新しいセキュリティプリンシパルへ移行できないバグを修正しました。

• Internet Explorer 8 で TeamPage サーバーへ HTTPS プロトコルでアクセスし、リッチテキストエディタを表示すると、TinyMCE で使用されるスタイルシートの誤った URL がロードされ、Internet Explorer のセキュリティ警告が表示される問題を修正しました。

• アップロードされたファイルを Microsoft Office で直接編集するとき、誤ったユーザーの名前でファイルがロックされるバグを修正しました。

• セクション テーブル内に記事を表示するとき、NullPointerException エラーが発生する場合がある問題を修正しました。

• サーバーセットアップ | サーバーファイル タブ | その他 タブの「キャッシュ管理」の [表示] ボタンをクリックしたとき、キャッシュマネージャー画面ではなくスレッドマネージャー画面が表示されるバグを修正しました。

• スペースごとのスキン指定が動作に反映されないバグを修正しました。

• セクションのタイプで「ディスカッション」を選択し、ソート設定で「アクティブなスレッド - 最新順」または「アクティブなスレッド - 日付が古い順」を選択したとき、セクション中の記事の並び順が単なる「投稿日時順」になってしまうバグを修正しました。

• 記事を PDF 出力するとき、記事中に埋め込まれた PNG 画像が正しく出力されない問題を修正しました。

• ログイン画面の [パスワードを忘れた場合] リンクをクリックしたときに表示されるメッセージとボタンのテキストを、パスワードの再設定手順にふさわしい内容に変更しました。例えば、ボタンのテキストは [パスワード変更] になっていましたが、ボタンをクリックしたとき、パスワード再設定がその場で行われるのではなく、パスワード変更の案内メールがユーザーへ送信されます。そこで、ボタンのテキストを [送信] に変更しました。

• ごく稀なケースではありますが、インラインコメントの添付ファイルを削除したとき、ブラウザにインストールされているプラグインやアドオン(ブラウザに表示するすべての画像の EXIF を調べる類のプラグインやアドオン)の影響でエラーが発生することがある問題を修正しました。

• 利用状況集計レポート (Metrics) のデータベースのテーブルが初期化される前に新しいジャーナルが作成されてクエリが行われた時に警告が表示される問題を修正しました。これは、警告が表示されるだけで、動作に問題が生じるものではありません。

• SEW やサーチプラス (Attivio+) 機能を使って、Web 上のページや検索で見つけたファイルなどにタスクを登録するとき、タスクではなく普通の記事として投稿されてしまう問題を修正しました。

• ダイジェスト中の [ダイジェストの変更] リンクをクリックすると、パーソナルセットアップ | 購読 タブ が表示されるものの、サブタブが選択されておらず、ダイジェストを変更する設定も選択されていないというバグを修正しました。

• 段落コメントの編集フォームを別画面としてポップアップ表示し、コメントを投稿すると、段落へのコメントではなく記事へのコメントになってしまうバグを修正しました。

• mime.types ファイルに MDB 拡張子の設定を再度追加し、Microsoft Access に正しく関連付けられるようにしました。

• ごく稀に、TeamPage サーバーを起動するときに、コンソールやログに NullPointerException エラーが記録される問題を修正しました。

• Google Chrome バージョン 24 以降でのアニメーションに影響する問題に対処しました。この問題によって、例えば、アクティビティ > フィード 画面で、記事の展開と折り畳みが繰り返される現象が、ページを再読み込みするまで発生し続けます。この問題は、Google Web Toolkit (GWT) 2.4 でのアニメーション処理が Google Chrome 24 で繰り返される不具合 に起因します。TeamPage では、iOS 6 で発生する別の問題 のため、GWT 2.5 ではなく GWT 2.4 を使用しています。

• Google Chrome Frame がインストールされた Microsoft Internet Explorer 7 と 8 で発生する問題に対処しました。TeamPage のユーザーから TeamPage 5.2.55 と IE8 との組み合わせで発生するいくつか不具合が指摘されていましたが、調査の結果、これは Google Chrome Frame の互換性に原因があることが判明しました。

• 「プロジェクト チーム」のテンプレートをテンプレート編集画面に表示したとき、ダッシュボードの多くのセクション設定が表示されない問題を修正しました。

• セクション設定の「記事クラス」の「近況アップデート」オプションが重複していた問題を修正しました。重複していた「近況アップデート」オプションの片方は、現在はもう使われていない「Live Blog」記事クラスを参照しているものでした。

• 「メイン」クエリとは別に行われる「サブ」クエリのバグを修正しました。このバグによる問題は報告されていませんでしたが、理論的には「サブ」クエリに対して誤った結果が返される可能性がありました。

• 上記に関連して、リクエストが失敗したりページが正しく表示されなかったりする、潜在的な別の問題を修正しました。

• 予定の記事が削除されたときに送信される通知メールの、送信元(From)アドレスが正しく指定されないバグを修正しました。

• 予定の記事からダウンロードできる.ics ファイルのデータが、キャンセル済みのイベント扱いになり、カレンダーに登録できないバグを修正しました。

• 記事を囲む灰色メニューの [予定] をクリックして新しい予定を投稿し、元の記事を記事ボリューム「フィード」で展開表示したとき、投稿したはずの予定が表示されないバグを修正しました。

国際化とローカライズ

• SEW のフォームとブックマークレットのインストールダイアログを国際化およびローカライズしました。

• 新しいスペースの ACL エディタのタイトルを国際化およびローカライズしました。

• 招待メールの送信者名の国際化およびローカライズをしました。

• 日本語ロケールにおいて、サーバーセットアップ | スペース の新規スペース作成フォームなどで、見出しテキストが改行して表示されてしまうスタイル問題を修正しました。

• ログイン画面の [ログイン] ボタンのテキストが、日本語 iPad の Safari で改行されて表示されてしまう問題を修正しました。

• ユーザー自己登録画面で追加の国際化およびローカライズを行いました。

• Proteus スキンのお気に入りスペース登録フォームの国際化およびローカライズをしました。

• ヘルプ Tips の表示設定の説明文が、日本語ロケールでも英語で表示されてしまう問題を修正しました。

• スペースのテンプレートのリソースによって、新規作成されたスペースの初めの記事コンテンツ中の HTML が二重にエンコードされてしまう問題を修正しました。

• プロジェクトやマイルストーンの [記事を表示] リンクが、「コメント」のサブダブへリンクしていない問題を修正しました。

• 使用される SDL の組み合わせによって、NullPointerException エラーがコンソールやログに記録される問題を修正しました。

• ログイン画面のロケール選択が正しく動作しないレグレッション問題を修正しました。

• ダイジェストの Block2 スキン設定で、「タスクの要約を表示」の見出しと説明文を国際化およびローカライズしました。

• 「プロジェクト チーム」テンプレートが適用されたスペースのダッシュボードの、英語名「Meeting」セクション(日本語名「議事録」セクション)の [追加] ボタンをクリックすると、記事の作成画面ではなく予定の作成フォームを表示するように変更しました。

• 上記の変更によって、このセクションは、過去の会議の記録(議事録)を集めるためのものではなく、将来の会議の予定を集めるためのものへと変わりました。これに伴い、日本語でのセクション名「議事録」を「会議」に、また、[追加] ボタンのクリックで表示される予定フォームに自動適用されるタグを「議事録」から「会議」に変更しました。

• 英語ロケールの、新規スペースの作成フォームの、「ニュースページのセクションを使う」と「グループと ACL を使う」というオプションの見出し表現を、よりわかりやすいものに変更しました。日本語ロケールは次のバージョンで変更する予定です。

• 削除された予定の通知メールの件名と本文中の見出しを国際化および日本語ローカライズしました。

開発者向けの機能

• JavaScript や CSS のリソースがプラグインに含まれているとき、<html.js> と <html.css> タグが mode=inline で動作するように変更しました。

• タグに allday=true/false 属性を加え、「終日」(一日中)を指定できるようになりました。「終日」が指定された日は、ユーザーのタイムゾーン設定に関係なく、その日のすべての時間として反映されます。この「終日」の指定は、例えば、誕生日のように、時間指定のないイベントに適しています。

• <viewaction.url> タグとそれに関連する幾つかのタグで、extras= 属性がリクエストされた情報を確実に反映するように変更しました。

• 記事(エントリ)の本文フォームがないフォームを安全に作成できるようになりました。

• SdlEvaluator インターフェイスで、SdlEvaluator を作成するために使用されるコンテキストでの Scope に基づいていない、新しくて空の Scope を作成する場合に、newScope メソッドを使用できるようになりました。

• TeamPage に Apache commons-lang3 JAR を含めるようにしました。SDK をプログラミングするとき、Apache commons-lang3 をそのまま利用できます。

• その「子」は含めるものの、SDL の最終的な出力には含めない、<sdl.omit> タグを追加しました。

• 「before_erase」イベントの実行タイミングを変更しました。「erase」イベントは、記事が削除されるときに発生するイベントですが、削除が実行されるまでに、ジャーナルから記事のレコードが確実に消され、記事のタイトルや本文などの基本情報にアクセスできなくなります。削除される記事の情報に、記事が削除される前にアクセスするには、このイベントを使用してください。

• <file.image> タグの効率性を大幅に改善しました。

• com.traction.sdk.Entry オブジェクトに適用される記事タイプ (EntryClass) をカスタマイズするための変更を加えました。この変更は将来のリリースに再度含まれる予定ですが、今回の変更によって、カスタマイズされた記事タイプを使用するプラグインを作成できます。

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