TeamPage 動作環境

Traction TeamPageTraction TeamPage フィードリーダー は、Java で作られ、必要なものがすべて含まれたアプリケーションです。Windows、Linux、Solaris、Mac OS X はじめ、その他 Java VM が利用できる環境で動作します。

TeamPage の運用形態は、クラウドサービス、仮想環境、自社サーバーなど、幅広い選択肢の中からお選びいただけます。

TeamPage のインストールは、短時間で完了します。他に Web サーバーやデータベースなどをインストールしたり設定したりする必要はありません。インストール後の設定や運用管理なども Web ブラウザを使って簡単に行えます。

TeamPage のインストーラーは、TeamPage サポートサイトからダウンロードできます。インストーラーには TeamPage と Java Virtual Machine (Java VM) の ランタイム版が含まれており、ウィザード形式でインストール作業を進められます。Java VM の含まれていないインストーラーもご利用頂けます。この場合、別途 JavaVM をご利用のシステムにインストールしてください。

Attivio プレミアム検索モジュールは、TeamPage 本体とは別にインストールが必要です。Attivio プレミアム検索モジュール用の OS の要件はこちらをご参照ください。

推奨ハードウェア環境

CPU、ストレージ容量、メモリの目安

小規模/中規模の運用

小規模/中規模な運用は、無料版ライセンス、スペース数 10 または 20 ライセンスでの運用を一般的な目安としています。

CPU Intel、AMD、Sun SPARC、Macintosh (PowerPC G5 または Intel) 2Ghz 以上 (2コアまたはDualCore以上)
ストレージ 10GB の空き容量(最小); 推奨容量は下記を参照
メモリ 2GB (最小)、4GB 以上 (推奨)

大規模な運用

大規模な運用は、スペース数無制限ライセンスでの運用を一般的な目安としています。

CPU マルチコア 64-bit Intel、AMD、Sun SPARC computer 2Ghz (最小 2 コア、高負荷環境では 8 コアを推奨)
ストレージ 10GB の空き容量(推奨)。推奨ディスク容量は下記を参照
メモリ 最小 4GB、大規模利用では 8GB 以上を推奨

推奨スペックは、あくまで目安です。TeamPage は、マルチコア、マルチプロセッサの性能を十分活用できるように設計されているので、一般的に高負荷状況下でも十分なレスポンスが得られますが、利用形態により快適な動作に必要なスペックが異なることがあります。

TeamPage は、他のアプリケーションやサービスとの共有サーバーで実行できますが、CPU やメモリなどのリソースが他のアプリケーションやサービスに占有されるような環境はお薦めしません。

また、仮想環境 (VMWare) やクラウド型環境 (IaaS) での数多くの動作実績があります。詳しくは、ご相談ください。

推奨ディスク容量の見積もりについて

TeamPage の運用に最小限必要なだいたいのディスク スペースを見積もるには、次の 3 つを合計してください。

1. TeamPage の最小必要スペック

2. 全投稿記事数×平均的なページのサイズ(通常は 1KB ~ 10KB程度)

3. 記事への添付ファイルやスペースの共有フォルダ用の容量

Office ファイル、ピクチャ、PDF なら通常 25KB ~ 数MB 程度です。ビデオやオーディオ ファイルはもっと大きくなります。利用方法にもよりますが、多くの場合、添付ファイルに必要となる容量は、ほかのストレージより大きくなる傾向にあります。

TeamPage のバックアップ、運用、保守を効率よく行うためには、上記で求めたディスク スペースの 2 倍以上の確保を推奨します。

オペレーティング システム (OS)

TeamPage は、Java Virtual Machine (Java VM) が実行できるオペレーティングシステム (OS) を必要とします。Java VM は TeamPage のインストーラーに含まれており、TeamPage と共にインストールされますが、Java VM を含まないタイプのインストーラーを使用することもできます。その場合、Java VM を別途システムにインストールしてご利用ください。

OS によっては、小規模運用向けに 32bit 版のインストーラーをダウンロードして使用できますが、すべての運用規模において 64bit 版のハードウェアと OS を推奨します。

Microsoft Windows Microsoft Windows 2003 Server 以降; 64bit版のみ
Linux 最新の RHEL/CentOS/Debian; 64bit版のみ
Solaris Solaris AMD64/Open Indiana; 64bit版を推奨
Mac OSX Release 10.8 以降; 64bit版のみ

Attivio 検索モジュール用のハードウェアとオペレーティングシステム

Attivio 検索モジュールは、大きなデータセット(TeamPage サーバーの中に保存されます)を扱うことのできる、インデクサとクエリエンジンが統合または分離されたアプリケーションです。Attivio の性能を最大限に活かすには、64bit ハードウェアと 64bit OS が必要です。Attivio 検索モジュールは、TeamPage とは別にインストールします。動作環境や推奨環境については Attivio 検索 動作環境 を参照してください。

推奨ブラウザ

TeamPage の最新機能を利用するために、次のブラウザの最新バージョンの使用を推奨します。基本的に、これらのブラウザの現行およびひとつ前のメジャー リリースをサポートします。これらのブラウザの新しいメジャー バージョンがリリースされた場合、その新しくリリースされたバージョンのサポートを開始し、3世代前のバージョンのサポートを終了します。

  • Firefox (すべてのプラットフォーム)
  • Microsoft Internet Explorer 11 以降 (Windows)
  • Safari (Mac OS X, iOS, Windows)
  • Google Chrome (すべてのプラットフォーム)

以下のブラウザでは、Simple スキンなどの一部のスキンを利用できます。

  • Lynx
  • Opera モバイル バージョン (Series 60 Symbian)
  • Brackberry Web ブラウザ

クライント ソフトウェア (オプション)

  • Traction インスタント パブリッシャー (TIP) をご利用になるには、Windows NT、2000、ME、2003 Server、XP、Vista、7、2008 Server が必要です。
  • TIP には、NewsGator から投稿できるプラグインと Microsoft Outlook 用の RSS ニュースリーダー プラグインが含まれています。
  • TeamPage はほとんどの RSS/ATOM リーダーに対応しています。
  • MetaWeblog をサポートするブログ編集ツールなどを利用することで、XML-RPC API を使用しての投稿、タグ付け、編集などができます。

Microsoft Windows 環境で WebDAV に完全対応するためのクライアントの動作環境

  • Windows Web フォルダ: 記事やスペースの共有フォルダや添付ファイル フォルダにエクスプローラを使ってアクセスするための Web フォルダでは WebDAV が使えます。Windows や Internet Explorer の WebDAV への対応は、バージョンによって異なります。
  • 軽快に動作する WebDAV クライアントとして CarotDAV を推奨します。
  • Office文書の直接編集: スペースの共有フォルダや記事、コメントの添付ファイルの Office ドキュメントの横に [編集] ボタンが表示されます。このボタンを使うと、Web ブラウザを使って TeamPage 上でファイルを開き、編集、保存できます。

ネットワーク設定

管理者(サーバー管理権限のあるユーザー)は、TeamPage のセットアップ画面上で、使用するポート番号やメールサービス、スペースやユーザーアカウントの作成、ユーザーやグループの権限など、様々な管理や設定ができます。

TeamPage は TLS (SSL) 暗号化通信に対応しているので、サーバーとブラウザの間で安全な通信ができます。必要に応じて、X.509 クライアント認証も利用できます。

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