eCourier - 英国 宅配企業

画像英国の卓越した宅配企業である eCourier 社は 3 カ国にまたがる技術開発を加速させるために Traction Software 社の TeamPage を導入しました。同製品は投資家たちへの報告サイト、そして内部的な対話の進捗管理にも使われます。その全容がここに明らかになります。ComputerWorld 誌関連の次の記事も参照してください。
Public249: 25 May 2005 | Courier turns to blog tools to speed package-tracking
Public807: August 2006 | Harness the Power of Collaboration

組織

eCourier(www.ecourier.co.uk)は、英国の優れた宅配企業です。顧客指向の革新的、先進的な配送システムを採用しています。同社は人工知能の力と衛星を使って、同日あるいは翌日配送を自転車、バイク、自動車(バン)により実現しています。 同社では秒単位でのトラッキング、地点間でのプライシング、堅く守られる集荷と配送時刻、そして瞬時に答える問い合わせにより、もっとも早く、効率的でもっとも透明な配送サービスを提供しています。

課題

ビジネスの速い時点で、彼らは独特な自動配置アルゴリズムの開発に着手し、その開発チームの拠点は英国、ドイツ、イタリアそして米国の MIT にありました。開発作業を取りまとめることが非常に混乱をきたす状況になり、開発者達で共通の認識を持つことが難しくなりました。開発者達は仕様、書類、情報、その他配布物を共有し更新する必要性を感じ、また email 以外の方法で開発の Tips やコメントを仲間達と交換できるリ ポジトリも必要であると考えていました。開発が 1 年以上に及ぶことも考え合わせ、技術部長の Jay Bregman は全員が熟知した状態になるための簡単な方法の必要性を理解し、グループウェアやエンタープライズ コミュニケーション ツールを探し始めました。

ソリューション

Bregman は、彼の必要とする機能を調査し、Traction Software 社の TeamPage を選択しました。このエンタープライズ ブログ システムは、開発のコミュニケーション基盤として使われ、会社のWebトラッキング システムとWebサイトの開発チームの力となりました。

TeamPage を使うことで Bregman と他の人たちはプロジェクトの経緯、テストや製作にかかる 製品ライフ サイクルに容易にアクセスできるようになり、これからの開発に対して価値ある洞察を集めることができるようになりました。eCourier では、情報整理のためのラベルやプロジェクトとともに、特にロールベースで設定できるアクセスコントロールが重宝がられています。記事を読む、書く、編集する、記事・ファイル・コメントを削除する、などを全社レベルでコントロールできるからです。 TeamPage だけが、シンプルな時系列ブログと WebDAV とが統合されており、設計と事務連絡ドキュメントのファイルとフォルダを扱うことができます。★しかも、Web 上で ブラウザに痕跡を残さない安全な会話もサポートしています。

開発者達は、Windows .NET対応の投稿・編集・コメントツールである Traction Instant Publisher(TIP)というツールを使い、ドラッグ&ドロップで TeamPage に情報を投稿しています。同社では、Windows のデスクトップから直接にブロ グ記事の添付ファイル、WebDAV対応のプロジェクトフォルダにドラッグ&ドロッ プ、チェックアウト、チェックインとバージョンコントロールを行うことができ ます。Windows 以外の OS を使用している開発者達は、ブラウザだけで TeamPage のリッチ テキ スト エディタと WebDAV 機能を使っています。Bregman によれば、ブログやウィキ市場で現在入手できる他のどの製品よりも TeamPage は優れているということです。

Bregman はさらに、投稿した瞬間から検索可能で、かつ閲覧権限のある記事だけ が結果に表示される検索機能に感銘を受けています。TeamPage では、そのコンテンツ をラベル、投稿者、編集者、そして指定期間など、さまざまな条件で記事の検索が可能です。

TeamPage の対話をすべてひとつのコミュニケーション リポジトリとして保存する機能は、新人の学習曲線を改善しました。新人達はTeamPageを読み、短時間で活動に追いつくことがで きるからです。

TeamPage は、同社にプロジェクトの完成までの時間を短縮し、開発状況掌握のためのミーティングにつきものの旅費を計り知れないほど軽減し、コストダウンを実現 しています。

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